試作版

インドネシア・ベトナム・ネパールの、いま鳴っている音楽と映画。そして、それを大阪で聴いている人のこと。

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インドネシアの国民的音楽は、インド映画の歌から生まれた

ダンドゥットの原型をたどると、南アジアと東南アジアのつながりが見えてきます。

1950〜60年代のジャカルタやスラバヤで、歌手たちはインド映画のスターの歌や踊り、衣装をまねていました。インドの旋律にインドネシア語の歌詞をのせた曲が、のちのダンドゥットの原型になったとされています。

背景には、独立して間もないインドネシアが、インドや中東の文化を受け入れ、西洋とは距離を置いた時代の空気がありました。

「ダンドゥットの王」と呼ばれる歌手ロマ・イラマは、1973年の曲「Terajana」で、1959年のインド映画『Anari』の歌を参照しています。さらに彼は、インドの国民的な歌手ラタ・マンゲシュカルとの共演も実現させ、彼女はインドネシア語の曲も歌いました。

このサイトの名前、Rasaも、サンスクリット語からマレー語・インドネシア語へ渡った言葉です。南アジアと東南アジアは、音楽でも言葉でも、昔からつながっています。